岡本夏生、全身ヒョウ柄の猫女姿!杉本彩と被災ペットの現状訴える!
東日本大震災に伴う被災ペットの救護活動に取り組む女優の杉本彩が「東北復興支援・動物愛護 チャリティーライブ&ラテンナイト」と題したイベントを実施することになり、日本テレビにて記者会見を行った。ほかに杉本の活動に賛同したタレントの岡本夏生、映画監督の飯田基晴らが出席し、被災ペットを含めたペットを取り巻く社会的な現状などについて語った。
動物ドキュメンタリー映画『日本列島 いきものたちの物語』場面写真
本イベントを企画した杉本は、「今、自分が何をすべきか」を考え、秋の恒例イベント「タンゴ・ノスタルジア」を一時封印し、今年は東北の被災を受けて、「被災ペットにも、人間と同様の支援を」とペット被災の一助となるイベントの開催を決意したと明かす。そして「ペットは人間と同じ『心』を持っていることを知ってほしい」と訴えた。愛猫家で知られる杉本は、震災によって傷ついた多くのペットたちに心を痛めており、今は自宅と事務所で災害にあった猫を何匹も保護して里親を探しているという。
そんな杉本の考えに賛同した岡本はこの日、全身ヒョウ柄の猫女姿で登場。「奇抜な衣装を着て、マスコミに取り上げてもらえれば……」と本音を明かし、杉本は「相談を受けたとき、岡本さんなりのすごい愛情表現だと思いました」と笑顔で称賛した。
また岡本は「彼氏もいない、結婚もしていないわたしにとって、幼い頃から飼い続けていた猫が人生のパートナーでした」と今は亡くなってしまった自身の愛猫についても語り、「ペットを人生のパートナーとして真剣に考えてほしい。命を救いたい!」と真摯(しんし)に訴えた。さらに杉本も「動物の保護のためにも動物愛護の精神が人々の中に高まってほしい」と呼びかけた。
いまや空前のペットブームといわれているが、その陰には多くの犬や猫が殺処分されているという現実が存在する。ペットの厳しい現状を訴えるドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と』を手掛けた飯田基晴監督は、「この(殺処分の)問題は人間側の問題で、社会問題だ。きちんと動物たちに責任を持たなければいけない」と声を強めた。本イベントでは同作の上映が予定されているが、杉本や岡本をゲストに招き、トークイベントも行うという。ほかには有志のミュージシャンによるライブ、ラテンナイトでは杉本の華麗なアルゼンチンタンゴダンスショーが披露される。なお、売上金から必要経費を除いた全額と寄付金が、どうぶつ救援本部を通じて被災ペットの救済にあてられる。(福住佐知子)
東北復興支援・動物愛護 チャリティーライブ&ラテンナイトは11月19日、20日、日本橋三井ホールにて開催