人気マンガ「FAIRY TAIL」が映画化!平野綾「ファンの皆様に心から感謝」と感激!
累計2,200万部を突破している真島ヒロの人気マンガ「FAIRY TAIL」が劇場アニメ化され、2012年8月18日より全国公開されることが明らかになった。それに併せて、原作者の真島描き下ろしのメインビジュアルも解禁。真島は劇場アニメ化に際しては、ストーリー原案・ビジュアルデザイン・ゲストキャラクターデザイン・イメージコンセプトも手掛けており、原作ファンも納得の作品に仕上がることは間違いなさそうだ。
「FAIRY TAIL」は2006年より「週刊少年マガジン」で連載されている真島ヒロの人気マンガで、探しものから魔物討伐まで魔導士たちにさまざまな仕事を仲介するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」を舞台にした冒険ファンタジー。2009年からはテレビ東京系でアニメ化もされており、柿原徹也、平野綾といった人気声優が参加していることでも話題になっている。
今回の劇場版にも、主人公ナツ役の柿原とルーシィ役の平野はもちろん出演。平野は待望の劇場アニメ化について「アニメで二年間携わらせていただいてきましたが、ついに映画化されると聞いて、声優・スタッフ一同、今まで応援してくださったファンの皆様に心から感謝すると同時に、その気持ちは素晴らしい作品を作ることで皆様にお返ししていこうと思っています」と意気込みを明かすと、一方の柿原も「2年以上、みんなで大切に育ててきた作品が劇場公開されるのは主役としてこれ以上ない幸せです」とコメントしている。
監督を務めるのは、映画『おまえうまそうだな』や『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』の藤森雅也。原作について「仲間のために力を尽くす情熱や仲間に対する信頼、自分もこうありたいというあこがれの気持ちにあふれています。アクションシーンも感情がこもっていてとても熱い。そんな原作の持つ熱気をそのまま映画に持ち込むのが自分の仕事だと考えています」とあくまで原作に忠実な映画化を目指すことを宣言。今回の劇場版で原作者の真島自身がストーリー原案・ビジュアルデザイン・ゲストキャラクターデザイン・イメージコンセプトを手掛けることについては「今回、真島先生には原案からストーリー、キャラ造形、セリフまわしに至るまで膨大なアイデアやスケッチを出していただき、これぞフェアリーテイルというシナリオを準備することができました。週刊連載を抱えながらよくぞこれだけと驚きの作業量でして、一流の漫画家は本当にすごいと感動しました」とコメントしており、そんな原作者の思いを反映した作品にすることを誓っていた。
マンガ原作者が大きくかかわった作品としては、2009年公開の映画『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』があり、同作は原作の世界観を見事に生かした作品として高評価を受けた。それだけに、今回の「FAIRY TAIL」の劇場アニメ化にも期待がかかる。真島が参加するのみならず、テレビアニメ同様、アニメーション制作はA-1 Picturesが務めるということで、原作マンガやテレビアニメのファンもすんなりと入り込める映画作品になることは間違いなさそうだ。(編集部・福田麗)
『劇場版FAIRY TAIL フェアリー・テイル』は2012年8月18日より全国公開