離婚を決意したデミ・ムーア、婚前契約で合意している金額以上の慰謝料を要求か?
アシュトン・カッチャーとの離婚を発表したデミ・ムーアが、婚前契約を結んでいるにもかかわらず、アシュトンの個人資産の一部を慰謝料として要求するつもりだと報じられている。
2005年に二人が結婚したとき、デミの総資産は9,700万ポンド(約117億3,700万円)で、これに加え、ブルース・ウィリスとの離婚で5,000万ポンド(約60億5,000万円)を手にしていたという。一方のアシュトンは俳優として出始めたばかりのころで、大した資産は持っていなかったが、現在はテレビドラマ「ハーパー★ボーイズ」で、1エピソード約45万ポンド(約5,445万円)を稼ぎ、そのほかの仕事と合わせると年間で約400万ポンド(約4億8,400万円)は稼いでいるらしい。
婚前契約の内容は明らかにされていないが、通常は結婚する前の資産はそれぞれ個人のものという項目が入っていることが多く、二人が結婚した当時はデミの財産をアシュトンから守るものだったと思われる。これに加え、離婚の際の慰謝料の金額などが決められていることも多いため、金額にもよるが、アシュトンはそれほど危機感を感じていないかもしれない。
「婚前契約があるため、アシュトンは大丈夫でしょう。婚前契約は、結婚前の個人資産を守るだけでなく、結婚している間にそれぞれが稼いだ資産も守る役割を果たしますからね。でも、デミは激怒しています。最近の写真を見れば、アシュトンが浮気をしたせいで、いかに彼女が傷ついたかはっきりと見て取れます。彼女は心をズタズタにされたため、金銭面でアシュトンに罰を与えたいんです。彼が売れたのも自分が力を貸したおかげだという理由から、彼が結婚してから得た資産を狙っています。彼女は泥沼の争いを覚悟していますよ。勝っても負けても、アシュトンにとっては高い授業料になるでしょう」と関係者はザ・メール・オン・サンデー紙にコメントしている。(BANG Media International)