「仮面ライダーなでしこ」真野恵里菜、恋する女子高生に!男の子と乗る初めての観覧車にドキドキ!?
映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』で女性ライダー「仮面ライダーなでしこ」を演じたハロー!プロジェクトの真野恵里菜が、恋する女子高生を演じた気持ちと共に、20歳になった思い、さらに理想のデートなどについて語った。
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真野といえば、メジャーデビューしてからまだおよそ2年半にもかかわらず、歌や映画・舞台など休む間もないほど多岐にわたって活躍している人気急上昇中のアイドル。大抜てきともいえる、「仮面ライダーなでしこ」役が決まったときの気持ちを、「家族や友達からもいっぱいお祝いメールとかがきてびっくりしました」とうれしそうに語る。本作では、アクション演出も務めた坂本浩一監督の現場がとても楽しかったと言い、新鮮な体験を「(主人公の)弦太朗が、学校でなでしこの手を引っ張りながら、踊るようなアクションをするシーンがあるのですが、リアルで緊張感もすごくあって。バク転も全部ご本人がやられていて、すごかったです」と喜々として語る一方、「わたしも運動が好きなので、もっとアクションをやりたかった!」と名残惜しそうに撮影を振り返った。
そんな真野の魅力が全開となる本作の見どころは、なんと言っても彼女の持つ「清楚(せいそ)感」が印象的な、如月弦太朗と恋に落ちるキュートで純真な女子高生の姿。「台本を読んだときから、切なさにキュンとしていました」と役に惹(ひ)かれた理由を語る真野は、「あまりしゃべらない役なので、弦太朗の目をじっと見たり、首をかしげたり、恥ずかしかったけど男性の思うキュンポイントを坂本監督に確認して、どういうしぐさがかわいく見えるのだろうって研究しました」と試行錯誤(さくご)しながら、純真さで男性を射止める演技に挑戦。ただ、そんな女優魂あふれるエピソードを語りながらも、「弦太朗とデートで遊園地の観覧車に乗るシーンは、男の子と観覧車に乗るのは初めてだったので、(無口な)なでしこでいなきゃいけない! と思いつつ、楽しくてリアルな感情が出そうになりました」と甘酸っぱい乙女な一面ものぞかせた。
今年の4月に20歳になり、大人の仲間入りをした真野だが、最初の思い出はちょっぴり苦い味だったとか。「家族の誕生日パーティーで父がわたしの大好きな、きのこと鶏肉のソテーを作ってくれたんです。4月生まれなので桜のワインをいただいて……」と丁寧に語り、そこで体験した初めてのお酒の味は「苦くて全然飲めなかったです。大人の味でした」と少しはにかむ。真野自身は食べることが大好きで、理想のデートも食事を希望。「デートなら……おいしいものをいっぱい食べたいです。中華料理の食べ放題とか行って、しっかりご飯を食べて杏仁(あんにん)豆腐とタピオカ、ごま団子とか食べたいな」とリッチな食事よりもおなかいっぱい食べたい(!?)それはそれで乙女なプランを語る真野。その笑顔に、大人の女優へと成長中の真野と、まだあどけなさも残る少女の素顔をのぞかせていた。
本作は現在放送中の仮面ライダーと前作の仮面ライダーが共演する「MOVIE大戦」シリーズ最新作。世界征服をたくらむ史上最強の敵に、仮面ライダーフォーゼと仮面ライダーオーズ、仮面ライダーW(ダブル)や歴代ライダーたちが立ち向かう。(取材・文:中村好伸)
映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』は12月10日より全国公開