ユアン・マクレガー、アメリカ小説「コレクションズ」のテレビドラマ版に出演決定
ユアン・マクレガーが、アメリカの小説家ジョナサン・フランゼン著の小説「コレクションズ」を原作にした、HBO製作のテレビドラマに出演することが決定した。
本小説は、2001年にアメリカで最も権威のある文学賞の一つ、全米図書賞に輝き、一大センセーションを巻き起こした。初老を迎えたイーニッドが、老いへの不安、疎遠になる一方の子どもたちとの関係、退職した夫に痴呆症の症状が出始めていることなどの問題に悩まされ、ある年のクリスマスに家族の絆の修正を託す。
NY MagazineのVultureによれば、マクレガーが演じるのは、一家の次男チップの役。彼は、大学の終身制の教授職のポストにありながら、学生と関係を持ったために職を失い、アメリカの投資家に詐欺行為を働くリトアニア人の下で働くようになるという設定だ。
マクレガーのほか、ウディ・アレン作品の常連で映画『ハンナとその姉妹』『ブロードウェイと銃弾』で二度のアカデミー助演女優賞に輝いているダイアン・ウィースト、映画『アダプテーション』でアカデミー助演男優賞を受賞したクリス・クーパーがすでにキャスティングされている。(鯨岡孝子)