永作博美が“ダーティ”なシングルマザー刑事に!新ドラマ「ダーティ・ママ!」で香里奈を振り回す!
女優の永作博美が、来年1月スタートの新ドラマ「ダーティ・ママ!」(日本テレビ系)に主演し、常識度外視の“ダーティ”なシングルマザー敏腕刑事にふんすることが明らかになった。初共演となる香里奈が乙女心を持つ見習い刑事役で出演し、正反対ともいえる二人のキャラクターから生まれる「本当の女の幸せとは何なのか?」というメッセージを、コメディータッチで描き出す。
「ダーティ・ママ!」は、「アンフェア」シリーズの原作者としても知られる秦建日子の小説「ダーティ・ママ!」「ダーティ・ママ、ハリウッドへ行く!」(河出書房新社・刊)を基に、検挙率ナンバーワンのシングルマザー刑事の活躍を軽快に描くコメディー・ドラマ。昨年第1子を出産した永作が出産後初めてとなる連続ドラマの主演を務め、自分のメリットになるならワイロや情報漏えいもいとわないという“ダーティ”でわがまま、かつ自己中心的な規格外の女刑事を愛嬌(あいきょう)たっぷりに熱演する。
公立の保育施設はキャンセル待ちで、私立の保育園は高すぎて無理! という事情から、生後11か月のわが子を連れて仕事をこなす主人公・高子(永作)。子どもを認知しない無責任な父親と戦い、保守的なサラリーマン体質の同僚男刑事たちと戦い、卑劣な犯罪者たちと戦いながらも、陰には孤独を隠している。そんな高子に子守を任される20代の見習い刑事・葵(香里奈)は、体育会系でありながら乙女な心を持ち、仕事も恋も、夢や希望でいっぱい。しかし、相棒となってしまった高子に振り回され、人生が思わぬ方向に……。キャラクターの違う二人がぶつかり合うことにより浮かび上がり、それぞれの視点で描かれる「本当の幸せ」探しが、本ドラマの最大の見どころとなっている。
「必死に生きている女性」。そう自身の役柄を分析した永作は、初共演となる香里奈について、「性格もさっぱりした方だと思うのでお芝居で対面したときも素直に出してくれるんじゃないか」と印象を語り、楽しみにしている様子。一方の香里奈は、「どんくさい女の子」と自身の役柄を表現しながらも、「視聴者の皆さんの意見を代弁するような女の子になればと思います」と意気込んでいる。また、永作との共演は「恐縮ですが、かねてからご一緒させていただきたいと思っていた大先輩だったので、とてもうれしかったです」と喜びを爆発させた。
同ドラマのプロデューサーは、永作の起用について「いつかご一緒したいと思ってオファーを続けてきた」と明かし、せっかく得たこの機会に今までの永作のイメージを壊すぐらいの作品にしたいとコメント。また、「誰もが共感できる女優さんがどうしても必要だった」と同世代の女性から圧倒的支持を得ている香里奈について明かし、永作との名コンビぶりに期待を寄せた。永作が「笑ってもらって、ドキドキしてもらって、怒ってもらって……楽しんでいただけたらうれしいですね」と語る本ドラマ。二人の新境地となりそうだ。(編集部・小松芙未)
新ドラマ「ダーティ・ママ!」は2012年1月、毎週水曜日22:00から日本テレビ系にて放送