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これまでに読んだ本は約2,000冊!ピースの又吉、本のおかげで「人前でピースができるほど」明るくなれたと告白!

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ピースの又吉が生まれたのは本のおかげ!? 熱い思いを語った又吉直樹
ピースの又吉が生まれたのは本のおかげ!? 熱い思いを語った又吉直樹

 29日、東京・福家書店の新宿サブナード店にて、お笑い界屈指の読書家として知られるピースの又吉直樹によるエッセイ集「第2図書係補佐」刊行記念イベントが行われ、又吉が本に対する自身の熱い思いを語った。

 又吉といえば、9月に発表された「よしもとオシャレ芸人ランキング 2011」で「オシャレ芸人1位」に輝いたのも記憶に新しい。そのファッションセンスの良さに定評のある又吉はこの日、「何色かわからないところがポイント」という青系のシャツ姿で登場。古着屋で購入したといい、トータルコーディネート代は3万円くらいだと明かす。

 そんなオシャレ芸人の又吉は、お笑い界きっての本好きとしても有名。空き時間があれば、どこでも本を開き、週に10冊ほどのペースで読んでいるほど。2006年から2009年にわたって、劇場「ヨシモト∞ホール」のフリーペーパーに連載していたコラムをまとめたのが本書だ。中では、尾崎放哉から、太宰治、穂村弘、町田康など、有名作家たちの47作品を紹介しながら、それらにまつわる自らのエピソードをつづっている。

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 タイトルの「第2図書係補佐」は、「自分みたいな者が、人様の本を紹介してもええもんか?」との思いから付けたそう。又吉は、「できるだけ責任逃れしたいのもあって」と周囲の笑いを誘うも、「第1でもないし、第2やから、あくまでも補佐の立場からすみませんという気持ち」だったと語る。

 これまでに読んだ本は、およそ2,000冊。本好きになったきっかけは、中学生のとき、教科書に載っていた芥川龍之介の「トロッコ」を読んだこと。「読んだらものすごく共感して、作家の顔写真が載っている国語の便覧を読み込んだ」らしい。本書も、自らが読み込んだ便覧みたいな存在になってくれればうれしいといい、「僕は本を読んだおかげで、人前でピースができるほど明るくなった。本たちが『おまえ、お笑いをやれ』と背中を押してくれた。より多くの人に読んでもらって、読者に本好きの友だちができるといいなと思います」とうれしそうに本書をアピールした。(取材・文:尾針菜穂子)

「第2図書係補佐」は幻冬舎よしもと文庫より発売中(税込み 520円)

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