志田未来、「そのまんまのわたしを見て」と自分を演じて手応えばっちり!
LISMOが配信するドラマ「POV~志田未来のそれだけは見ラいで!~」で、本人役で主演している志田未来が、「本人役で出ています。そのまんまのわたしを見てください」と楽しそうに作品についてアピールした。
本作は2012年公開のホラー映画『POV(ピーオーヴィ) ~呪われたフィルム~』の劇場公開記念として製作されたもので、志田は携帯向け番組のホストとして本人役で出演。番組の企画のために奮闘する中で、不思議な現象に見舞われる。監督も劇場版と同じく、映画『リング0 バースデイ』『おろち』の鶴田法男が務めた。
志田は「わたしがわたしを演じているので、話し方とか、動きも全部わたしです(笑)。素のわたしがそのまま出ているドラマなので、そんな部分を見てほしいです」と見どころをアピール。初の本人役で、戸惑いはなかったのだろうか。「どこまで自分を演じたらいいか最初は戸惑いましたが、監督からは自分のままでいいよと言われたので、そのまま演じることができました」と初々しく告白し、「(最初は)他人を演じる方が楽かなと思いましたけど、慣れると自分役の方が自分を出せるので楽しかったです」と本音を吐露。新鮮な体験だったことを明かした。
そして、劇中登場する河本準一(次長課長)との絡みはほとんどがアドリブだったと明かす。「すごく楽しく仕上がっているのでぜひ観てほしい」と楽しそうに振り返った。番宣などでバラエティーへの参加も多い志田だが、「見ているだけなら楽しいですが、出演するときは、『(番宣なので)内容をしっかり伝えないと!』という意識が常にあって、すごく緊張します」とまじめそのもの。さらに、ドラマでは涙のシーンも緊張すると話す。「気持ちを伝える演技をしたい。自分だけしか出せない色を出していきたい」と語った。
6歳で女優デビューし、ドラマ「女王の教室」「14才の母 ~愛するために 生まれてきた~」、近年は、映画『誰も守ってくれない』『借りぐらしのアリエッティ』などで、女優としての才能を発揮し、成長著しい志田。女優としての心構えを聞くと「『どんなことでも初心を忘れてはいけない!』とずっと母から言われてきたので、いつも自分に言い聞かせています」と真摯(しんし)な表情で語った。そして、「女優というと、かけ離れた存在みたいに思われがちですが、わたしは身近に感じていただける女優や大人になれたらなと思っています」と自分のビジョンをきちんと話した。さらに今後について聞くと「今まで、優等生役が多かったので、ひねくれて、反発する役など、違った役にも挑戦していきたい!」と意気込みを語った。(取材・文:福住佐知子)
LISMOドラマ「POV~志田未来のそれだけは見ラいで!~」は12月2日よりau携帯、スマートフォンにて毎週金曜日配信(全5話)