陣内智則、なだぎ武、フット岩尾、よしもと芸人勢ぞろい!地域発信型映画を上映!
3日、東京・銀座シネパトスにて、映画を通じて地域を活性化させるプロジェクト「あなたの町から日本中を元気にする! 沖縄国際映画祭地域発信型映画」上映舞台あいさつが行われ、各地域を題材に撮影された映画に出演しているお笑いタレントのなだぎ武(ザ・プラン9)、陣内智則、岩尾望(フットボールアワー)らが登壇、それぞれの映画の撮影中のエピソードや、見どころについて語った。
今回のイベントでは、今年3月開催の沖縄映画祭で発表された地域発信映画6作品が、東京・大阪で劇場上映されることになり、その初日舞台あいさつとして各人が登場。千葉県成田市を舞台にした『ソラからジェシカ』(陣内出演)、新潟県十日町市の『雪の中のしろうさぎ』(岩尾)、大阪府大阪市の『謝謝OSAKA』(なだぎ)など、「自分たちが住む街のさまざまな魅力を全国に伝え、地域を活性化させたい」という地元の熱い想いがつまった作品が勢ぞろいした。
なだぎは、極寒の中の撮影だったそうだが、「たこ焼き屋が舞台だったんですけど、みんなで実際たこ焼きを焼いたりして、みんなと近い感じになれた。アットホームな雰囲気が出ていると思います」と明かし、寒さの苦労が報われた様子。
続く陣内は、「落花生工場に勤める寡黙な男」の役のため、映画の中では「ぼそぼそとしゃべってます」。特に撮影中泊まっていた宿が「ファンキーな宿」で、「風呂に『10時以降は入らないでください。(宿主の)家族が入りますから』って書いてあるんですよ」とおもしろエピソードを披露。
新潟県で撮影した岩尾は、「携帯電話の電波がとにかく悪かった」のが最も印象に残っているとのこと。それを聞いた陣内となだぎが、「じゃあ、新潟とかけまして」と岩尾に無茶ぶり?をすると、「え、かけるんですか?」と驚く岩尾。「せっかくなので、かけちゃいますか!」と意気揚々とお題を考え込んだものの、「出てこない!」と白旗。残念ながら吉本芸人3人の掛け合いは未完成に終わったが、完成した映画への思い入れは十分伝わってきた。
「あなたの町から日本中を元気にする! 沖縄国際映画祭地域発信型映画」上映は、短編映画として初めてJAL国際線機内映画プログラムに選定された『ソラからジェシカ』、B級ご当地グルメB-1グランプリ2位受賞の岡山県の「ホルモンうどん」を題材にした『ホルモン女』など、今最も旬の注目6作品が集まっている。(取材・文:尾針菜穂子)
「あなたの町から日本中を元気にする! 沖縄国際映画祭地域発信型映画」は12月3日から9日まで東京・銀座シネパトス、大阪・テアトル梅田で上映