NMB48、東京進出を果たし絶好調！ピースの二人も「僕らをなめている？」とボヤキ節!?

　6日、池袋のサンシャインシティの噴水広場でバラエティー番組「なにわなでしこ」DVD-BOX発売記念イベント前に、NMB48（山本彩、渡辺美優紀、山田菜々、小笠原茉由、上西恵、福本愛菜、木下春奈、白間美瑠、岸野里香、門脇佳奈子、近藤里奈、城恵理子）、ピース（綾部祐二、又吉直樹）が報道陣の取材に応じ、和気あいあいとした様子で東京進出を果たした喜びを語った。

　AKB48の妹分として、大阪難波を拠点に2010年秋から活動を始めたNMB48。彼女たちの2枚目のシングル「オーマイガー！」が女性グループとしては史上初の快挙となる2作連続でオリコン1位を獲得するなど、その知名度は確実にあがってきている。そんな彼女たちの東京進出初冠バラエティー番組となるのが日本テレビ系列深夜で放送中の「なにわなでしこ」だ。本番組では、関西生まれ、関西育ちという笑いのDNAを脈々と受け継ぐ彼女たちが、何も知らない東京の地でアイドルの域を超えたムチャブリロケを慣行。墨田区での「東京スカイツリーあやかりグルメ食べまくりツアー」や品川区「関西弁禁止の都内大阪グルメツアー」、新宿区での「韓流人気の秘密を探れツアー」などなど、東京23区完全制覇を目標に、様々な企画にチャレンジしていく挑戦バラエティー番組となっている。

　今月末に発売されるDVDに収録された、12回までの放送を振り返った山本は「はじめの記者会見のとき、体を張りますと言ったんですが、まさにそのままの感じのロケになったと思います。DVDの特典映像にも、メンバー同士の漫才があったりと、楽しめると思います」とコメント。続けて山田も「この番組が始まったときは、NMB48は知られていなくて、東京でもまだまだったんですけど、なでしこを放送した効果でわたしたちのことを知ってもらえる方が増えたので、ぜひとも観てほしいです」と東京進出の手ごたえを感じている様子。

　この日のピースの二人は、彼女たちの保護者といった風情で登場。綾部が「彼女たちは、最初はクソみたいに何もできなくて、大丈夫かと思っていましたけど、徐々に後半になると、バラエティーとして成立するようになってきた。そんな過程が観られると思う」とDVDの見どころを解説。一方の又吉は、「ただ、成長と比例して、メンバーが僕をおちょくるようになった。最初は肩をトントンとやると後ろに誰もいない、というようないたずらだったのが、それがだんだんと髪の毛を引っ張られたり、ひざカックンをやられて、後ろには誰もおらんというようないたずらになって……」とボヤく。

　すると綾部が「大阪で一緒にやってらっしゃるケンドーコバヤシさん、小藪（千豊）さんに聞いてみたんですが、そういうことをやられたことはないらしいので、完全に僕らだけなめている部分があるんじゃないか」と付け加えるが、「そんなことないですよ！」と笑顔で否定するNMB48メンバー。しかし、そんな舌の根も乾かないうちに、渡辺が「一度、家族とメイド喫茶に行ったことがあるんですが、もう一度行きたいです。ピースのお二人にメイドさんをやってもらって、わたしがお客さんになるというロケをやってみたいです」とコメントすると、ピースの二人も苦笑い。そんな言葉に綾部が「いい意味で、みんな仲良くやっているので、楽しんでいただければと思います」とコメントするなど、和気あいあいとした現場である様子がうかがい知れた。（取材・文：壬生智裕）

「なにわなでしこ DVD-BOX 1」は12月27日よりVAPから発売 価格：1万500円（初回限定生産）

「なにわなでしこ」は日本テレビにて毎週水曜深夜1時29分より放送中