宇梶剛士、草食系男子へ「生肉食べましょう!」とワイルドにアドバイス!! 男だらけ会場は熱気ムンムン!!
7日、港区西新橋のワーナー・ブラザーズ映画試写室で映画『ワイルド7』公開記念男子限定試写会「宇梶アニキのワイルド講座!! 男子の悩みにアニキが答える緊急集会!!」が行われ、ワイルド7のメンバーの一人、オヤブンを演じる、俳優の宇梶剛士が出席、会場の男子たちと熱く語り合った。
本作は、犯罪者の中から選ばれた7人の警察官、通称「ワイルド7」が、悪人を容赦なく成敗していくアクションエンターテインメント。元広域指定暴力団組長からワイルド7に入り、「ワルにはワルのおきてがある」と警察を嫌悪するオヤブン役をワイルドに演じた宇梶。彼自身も構成員2,000人の暴走族の7代目総長から俳優に転身したというワイルドな経歴の持ち主であるが、そんな宇梶からワイルドな生きざまを学ぼうと実施されたのが本講座である。「よくよく考えてみても、女子限定試写会のゲストはあり得ないなと妙に納得してしまいました。(会場には)俺より先輩もいるので、(ワイルドについて)逆に教えてもらいたいくらいですが。適当にかわいがってください」と笑顔であいさつする宇梶は、「男性客のみが参加する試写会のトークショーは(経験が)ないですね。男性しかいない場所に幽閉されたことはありますけど」と早速ワイルドなエピソードを、冗談交じりに付け加えた。
会場はそんな宇梶からワイルドさを学ぼうと次々と男子からの質問が。その流れから、草食系男子についても言及した宇梶は、「人は時と共にあるものだから、突然変異で草食系男子が生まれたとは思わない。僕は草食系とは違うと思うけど、人を好きになることでは一緒なんじゃないですかね。セックスしたいとかって気持ちは映像的だけど、それよりはハートでつながる方が俺は幸せだと思う」と宇梶なりの恋愛論を切り出した。「ハートでつながるためには、(相手と)心臓をくっつけたい。だから抱きしめたいと思う。そのとき服を着ていたら邪魔だから、服を脱いできつく抱きしめるんでしょうね。ただ、(相手との合意もなしに女性を)急に抱きしめると警察に捕まるかビンタされるから、今はいつか好きな人を抱きしめるための段階なんだ、ということを頭の片隅に置きながら、今は生きていけばいいんじゃないかと。(そのためには)たとえば野菜いためを肉野菜いためにしてみたりして、次第に肉に慣らしていけば。ってくだらなくてすみませんね」と冗談交じりにアドバイス。
800対1でのケンカ、バイクで車と正面衝突、ワニのいる激流での川下りなど、宇梶から飛び出す話は、そのほかもケタ違いなワイルドなものばかり。人間のみならず、自然とも対峙(たいじ)してきた生きざまを振り返った宇梶は「(ワイルドな人生を)望んでいたわけではないですけど、気づくとそこに立っていたというか、よく生きていたなと思いますよ。自分は人からいろいろなことを与えてもらったんだと思います」としみじみ。そして最後に、男たちに向かってアドバイスを求められた宇梶は「北方(謙三)さんならソープに行け! と言うんでしょうけど……」と何をアドバイスすべきか悩みながらも、「生肉、食べましょう!」と宇梶流のアドバイスをして、会場を後にした。(取材・文:壬生智裕)
映画『ワイルド7』は12月21日より全国公開