AKB48、新プロジェクト発表!Google+を活用してファンと交流!ライブのストリーミング配信も!
本日12月8日にAKB48劇場オープン6周年を迎えたAKB48が新戦略発表会を行い、AKB48グループのすべてのメンバーがGoogle+を活用してファンとつながるという新プロジェクトが発表された。会見には秋元康プロデューサーほか、チームAメンバーである前田敦子、高橋みなみ、篠田麻里子、指原莉乃、高城亜樹などが出席。会見の様子はYouTubeのAKB48オフィシャルチャンネル上で生中継された。
映画『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』
今回、AKB48とのコラボが発表されたGoogle+は、Googleが提供しているソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、実生活と同じようにユーザーたちがつながっていくことを目的としたプラットフォーム。秋元康の発表によると、AKB48だけでなく、SKE48、NMB48、さらにはHKT48、JKT48といった姉妹グループのメンバー約260名とファンはGoogle+上で交流することができることになる。メンバーたちにとっては、日々の生活をファンと共有することができるという画期的な試みだ。
秋元は、今回の新プロジェクト発足について「AKB48の大本のコンセプトである『会いにいけるアイドル』。それがだんだん『会いに行けないアイドル』になっている。そのためどうやってファンがAKB48とつながるかが最大のテーマだった」と理由を説明。今後はGoogle+を活用する形で、「会いに行けるアイドル」としてのAKB48をアピールしていくだけでなく、海外のファンとつながることによって、世界進出も目指していくという。
この試みには、メンバーも興奮している様子であり、高橋は「AKB48として、新たなスタートを切れるのではないかとわたしたちも楽しみです」、前田は「メンバーみんなで一緒になって、ファンと交流できるっていうのはうれしいですね」とコメント。この日はAKB48劇場オープン6周年であり、そのことを振り返った高橋は「義務教育期間と同じですけど、あっという間でした。Googleを通して、わたしたちの活動を世界の皆さんに発信することになるとは思わなかったです」と語った高橋はメンバーを代表する形で、この日登壇したメンバーたちの集合写真をGoogle+に初投稿。すると目の前でファンからのコメントが寄せられ、メンバーは驚いていた。
Google+上では、メンバーの様子が写真付きでアップロードされることになるが、何とそれらはGoogleの翻訳機能により、英語・中国語・韓国語・タイ語・インドネシア語の5か国語に瞬時に翻訳されることになる。また、「ハングアウト」と呼ばれるビデオチャット機能を生かして、ファンとメンバーがビデオチャットを楽しむほか、主要ライブも世界中にストリーミング配信される予定。12月20日に行われる「AKB48 紅白対抗歌合戦」が最初の配信になること併せ、日本のファンが観に行くことの難しい海外ライブが配信されることも発表された。
今年、国内エンターテインメント界の中心を担っていたといっても過言ではないほどの躍進を見せたAKB48。劇場もオープン6周年、さらには今回の新プロジェクト発足が宣言されたことで、来年も勢いは衰えるどころか、ますます増すことになりそうだ。(編集部・福田麗)