大河ドラマ初出演の松田聖子、松ケンをベタ褒め!松ケンは周囲からプレッシャーをかけられたことを告白!
2012年1月より放送されるNHK大河ドラマ「平清盛」の初回完成試写会が12日、NHK放送センターで行われ、終了後の会見に出席した出演者の松田聖子が、清盛を演じる松山ケンイチの演技を絶賛した。また会見には清盛の父・忠盛を演じる中井貴一も出席した。
清盛の成長を見守る祇園女御役を演じている松田は、今回が大河ドラマ初出演。役柄について「何て素晴らしい役、というのが台本を見たときの第一印象です」とコメントし、「初めて大河ドラマに出演させてもらい、出演者の皆さんの演技はもちろん、人としての素晴らしさも感じている。素晴らしい経験をさせていただけたと心から思います」と感無量の様子で、笑顔を浮かべていた。また、松山が演じる清盛について「圧倒させられたり感動させられたり、本当に素晴らしいです」とベタ褒めすると、それを受けた松山がデレデレになってしまう一幕も。何とか気を取り直した松山は「周りのスタッフから『松田さんは歌姫なんだぞ! 変なことしたら許さないからな!』とプレッシャーをかけられていました」と会場の笑いを誘っていた。
そして、本作で見どころの一つとなっているのは、作品の中で披露される平安時代のみやびな舞いや歌だ。中井は「歌に関して、わたしたちには松田聖子さんという秘密兵器がある。楽しんでいただければと思っています」と歌姫をたたえると、それを受けた松田は「ほぼ初めての経験で、本当に難しかったです。現代の歌とは違うので、先生に教えてもらって一生懸命歌いました」と謙虚な笑顔を見せていた。
NHK大河ドラマ「平清盛」は今から約900年前の平安時代、武士が低い階層だと差別されていた当時において、人の心をつかむ才覚を生かして瀬戸内の海賊を束ね、武士の頂点に立ち、日本を豊かにすべく奮闘した平清盛の生涯を描いた壮大な物語。(肥沼和之)
NHK大河ドラマ「平清盛」は2012年1月8日よりNHKにて放送開始