ザック・エフロン、デビュー当時は客が15人だったことも告白!来日会見で「この映画が皆さんに少しでも希望を与えたら」とエール!
出演映画『ニューイヤーズ・イブ』のPRで来日中の米人気俳優ザック・エフロンが、15日に都内で記者会見を行い、「日本の皆さんは、今年は大変な年だったと思いますが、この映画が少しでも希望を与えて、前向きに未来へ進む手助けになってもらえたらうれしいです」とさわやかに日本人へメッセージを送った。
『ニューイヤーズ・イブ』は大晦日のニューヨークを舞台に、大切な人とのきずなを取り戻そうとする8組の人々を描く感動作。ハリウッドの超豪華なキャストが集結する本作で、配達員の青年を演じたザックがこのたび約2年7か月ぶり、4度目の来日を果たした。13日の来日時には空港で約600人のファンに歓迎され、14日の舞台あいさつ付き試写会に登場した際には「日本のファンが世界一」と宣言して会場のファンを熱狂させた。
この日の会見に登場したザックは「コンニチワ。ザック・エフロンデス」と満面の笑みであいさつ。今作でたくさんの大スターたちと共演を果たしたことについて「アカデミー賞の受賞経験があるような素晴らしい俳優の方たちと共演できて、ものすごく気分が良かった。駆け出しのころに舞台に立ったとき、お客さんが15人くらいしかいないこともあったから、今のこの状況が信じられなくてときどき自分をつねってみたりしたよ(笑)」とうれしそうに笑った。
また、自身の印象的な大晦日での思い出を聞かれると「去年の大晦日、友達からディナーに招待されたんだけど、会場が暗くて、空いている席を見つけて座ったら、隣がロバート・デ・ニーロだったんだ。ものすごく緊張したけど、肩をたたいて尊敬していることを伝えたら、彼から『ぜひ君と仕事できたらいいね』と言ってくれて。その後、本当に今回共演できたんだ」とハリウッドスターらしいゴージャスなエピソードを明かして記者たちを感心させていた。
そして、ザックは劇中でベテラン美人女優のミシェル・ファイファー演じる、年上女性とのキスシーンを披露しているが、女性記者から「『倍くらいの年齢よ』というセリフがあるが、倍くらいの年上の女性をどう思うか?」と聞かれ「ミシェルのことは大好き。ロマンスに年齢は関係ないよ。二人が愛し合っていればいいと思う」とにっこり即答。こんな風にどんな質問にも終始笑顔でユーモアを交えながら簡潔に答え、イメージ通りのさわやかなナイスガイぶりで記者たちを魅了していた。
『ニューイヤーズ・イブ』は『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督がメガホンを取ったロマンティック・コメディー。ザックのほか、ハリー・ベリー、ジェシカ・ビール、ジョン・ボン・ジョヴィ、アビゲイル・ブレスリン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ロバート・デ・ニーロ、ジョシュ・デュアメル、キャサリン・ハイグル、アシュトン・カッチャー、セス・マイヤーズ、リア・ミシェル、サラ・ジェシカ・パーカー、ミシェル・ファイファー、ヒラリー・スワンクら豪華キャストが集結している。(古河優)
映画『ニューイヤーズ・イブ』は12月23日より全国公開