松本人志がほれた、世界最大の野外スクリーンが沖縄国際映画祭に登場!上映作品を募集開始!
2012年3月24日から31日まで開催される第4回沖縄国際映画祭に、世界最大の移動式野外スクリーンが登場することが分かった。
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スイスからやってくるこのスクリーンは、幅26.56メートル、高さ14.76メートルと、とにかく巨大! お台場にあるシネマメディアージュでも、最大スクリーンが幅16.2メートル、高さ6.7メートルというのだから、その大きさは容易に想像がつくはずだ。
今回、このスクリーンが日本にやってくるきっかけとなったのは、松本人志監督の映画『さや侍』が、ロカルノ映画祭ピッツア・グランデ部門に招待を受け、約8,000人を収容する野外劇場で同作が上映されたことだった。「松本さんは、とにかくでかいなあ! こんな野外で映画観れるなんて、ええなあ! とずっとおっしゃってましたね」という関係者の言葉通り、ロカルノ映画祭の目玉のひとつでもある、幅約26メートル、高さ14メートルの巨大スクリーンを設置したピッツァ・グランデ中央広場での上映スタイルに、松本は感動しきりだったそう。その様子を見ていた、沖縄国際映画祭の実行委員長を務める吉本興業社長の大崎洋氏が、「ぜひ、沖縄でもやりたい!」と決意。交渉の末、スイスのCinerent社製のスクリーン来日が決まり、来年1月にスイスを出発し、長い船旅の末、3月上旬には沖縄の地に上陸するという。
沖縄国際映画祭では、“オープンエアスクリーン上映”と題して、“あなたの人生のベストムービー”を一般募集。「恋人と一緒に、夜空の下で映画が観たい!」「昔大好きだった迫力抜群の名作を、巨大なスクリーンでもう一度!」など観たい作品とその作品にまつわるエピソード並びに必要事項を応募フォームに記入すれば、誰でも簡単に応募できるという。初めての試みに、映画祭実行員の広報担当は、「もしもこの巨大スクリーンを使ってプロポーズしたい! なんて方がいれば、ぜひ応募してみて欲しいですね。我々も、できる限り協力したいです!」と、こちらがワクワクするほど、意欲的。沖縄の星降る夜空にぴったりな一本を見つけて、応募してみてはいかがだろうか?(編集部:森田真帆)