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男装姿が話題の宮沢りえ、世界の蜷川を翻弄!「観ている人がものすごいものを見ちゃったという舞台になれば」

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りりしい男装姿を披露した宮沢りえ
りりしい男装姿を披露した宮沢りえ

 5日、渋谷のシアターコクーンで舞台「下谷万年町物語」公開舞台げいこが行われ、主演の宮沢りえのほか、藤原竜也西島隆弘唐十郎蜷川幸雄らが囲み取材に応じた。

 いよいよ初日を迎えるとあって、壇上に現れた蜷川の表情は晴れやかそのもの。「皆さんの芝居がものすごく良くて。泣きそうになりながら観ていました」と鬼のしごきで有名な蜷川が、まさかの大絶賛だ。
 
 今回、蜷川演出が初となる宮沢と西島は、藤原から「けいこ中は靴やいすが飛んでくる」と警告を受けていたというが、実際のけいこ場について、宮沢は「壁とか……」と冗談交じりで切り出しながらも、「ゲキは飛ぶけど、一緒にいてわかったのはそこには愛があふれているということ。とても心地よい緊張感がみなぎっています」とこちらも手応えは十分だ。

 今回、シアターコクーンがリニューアルオープンとなり、そのオープン公演が、本劇場の芸術監督を務める蜷川が演出を務める本作。「劇中には水のシーンがありまして、久方ぶりに劇場を汚す喜びにあふれております。前列のお客さんは水と血が飛ぶんで、かっぱを持ってきてください」と語る通り、本物の水を使った大きな池のセットに俳優陣が飛び込むことも話題となっている。

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 「観ている人がものすごいものを見ちゃったという舞台になれば。この芝居が成功すれば怖いものはないですね」と語った宮沢は、「シアターコクーンのこけら落としということで、心地の良い手あかをべっとり付けたいと思います」と意気込みを明かしていた。宮沢が男装姿を披露する本作は、そのパワフルさが何よりも持ち味。観客が圧倒されてしまうことは必至だ。(取材・文:壬生智裕)

舞台「下谷万年町物語」は1月6日~2月12日までBunkamuraシアターコクーンにて上演

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