役所広司、玉木宏に「結婚しないの?」とストレートな質問
8日、映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』の大ヒット御礼舞台あいさつが、丸の内TOEIにて行われ、主演の役所広司、玉木宏、成島出監督が登壇。1月1日に56歳の誕生日を迎え、役柄通り“五十六”になった役所は「(興行収入)56億を目指したいですね」と意欲を語った。
映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』写真ギャラリー
昨年12月23日の公開以来、約2週間で観客動員80万人、興行収入10億円を突破した本作。1月1日に56歳の誕生日を迎えた役所は「五十六にちなんで有馬記念で5・6・10の馬券を買ったんですが大はずれでした」とおどけて見せたあと「東映の社長が『(興行収入)56億行くぞ!』と言っていたので、皆さんの力でぜひ、そうなるようにしていただけたら」と頭を下げる。
もちろん、それだけの作品であることは役所の「(作品を観た人が)重く受け止められる映画だと口々に言ってくれた。監督、スタッフの映画への熱意が感じられる作品です」という発言からもうかがえる。また映画の重厚感は役所と玉木のお互いへの信頼関係にも起因するようで「役所さんの現場での立ち振る舞いは勉強になった。もっと一緒に(芝居を)やりたかった」と玉木が言うと、役所も「玉木君はカッコいいですよ。テレビ、映画、音楽と活躍しているけど、もっと映画をやってほしいね」とエールを送る。
そんな玉木に役所が「結婚はしないの?」と質問するシーンも。目を見開き慌てた様子で「タイミングなんですかね?」と発言した玉木だったが、逆に「家族ってどういうもんですか?」と質問で返すなど、終始、二人の良い関係を感じさせる舞台あいさつとなった。
本作は、連合艦隊司令長官という立場にありながら、最後まで戦争に反対し続けた山本五十六の実像に迫った人間物語だ。(磯部正和)
映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』は全国公開中