ホラーの名作『キャリー』のリメイクの監督は、『ボーイズ・ドント・クライ』のキンバリー・ピアースか?
スティーヴン・キング原作を基にブライアン・デ・パルマ監督が1976年に製作したホラーの名作『キャリー』のリメイク作品で、映画『ボーイズ・ドント・クライ』のキンバリー・ピアースが監督交渉に入ったことがComingsoon.netによって明らかになった。
キンバリー・ピアース監督作品、映画『ボーイズ・ドント・クライ』写真ギャラリー
これは、配給/制作会社MGMと制作会社Screen Gemsがタッグを組んで制作する予定のリメイク作品で、そのストーリーは、高校に通う気弱な性格のキャリー(シシー・スペイセク)は、そのさえない容姿からいつもクラスからイジメを受けていた。ある日、17歳にして初潮を迎えたキャリーを、クラスメイトがはやしたて、キャリーをイジメた張本人クリスと彼女のグループはプロムパーティーの参加を禁じられた。そこでクリスはプロムパーティーに呼ばれたキャリーに恐ろしい悪戯を考えつき、そのプロムパーティーの当日、キャリーは秘められた超能力を解放し惨劇が始まるというホラー作品。
脚本は、テレビドラマ「Glee」を執筆したロベルト・アギーレ=サカサが担当し、オリジナルの作品を忠実に製作する予定でいるようだ。これまで『キャリー』の続編作品が1999年に制作され、2002年にはテレビ映画としても製作されていた。さらに、1988年にはブロードウェイ作品にもなったことがある。
もしキンバリー・ピアース監督に決まれば、彼女と脚本家ロベルト・アギーレ=サカサが、どんな映画に仕上げるのか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)