ブラック・サバスのトニー・アイオミ、がん闘病中であることを公表!レコーディング中のアルバムには参加
昨年11月にオリジナルメンバーでの再結成を発表したばかりのブラック・サバスのトニー・アイオミが、がん闘病中であることをオフィシャルサイト、そして同グループのオフィシャルFacebookアカウントにて公表した。現在取り掛かっているアルバムの制作は中止しないという。
現地時間1月9日にトニーは、悪性リンパ腫の初期段階であると診断されたことを公表した。現在、トニーはイギリスで医師と治療法について協議中ということだ。
この突然のニュースに、メンバーはロサンゼルスで行なっていたアルバムのレコーディングを中断し、トニーのいるイギリスで再開する方針をすでに固めている様子。今秋のアルバム発売予定もそのままとなっている。
ブラック・サバスは1969年の結成以来、何度かのメンバーチェンジを経ながらも、常に革新的なサウンドで音楽業界に多大な影響を与えてきたヘビーメタルバンド。昨年11月には、オジー・オズボーン、ギーザー・バトラー、トニー・アイオミ、ビル・ワードというオリジナルメンバーでの再結成が発表されていた。
オリジナルメンバーでの新アルバムは33年ぶりということで、ファンの期待も高まっていた中でのニュースだけに、その衝撃も大きい。新アルバムを引っ提げたトニーの、見事なカムバックを祈りたい。(編集部・福田麗)