大泉洋と原田知世、理想の夫婦演じ撮影現場ではスタッフも嫉妬!?
17日、大泉洋と原田知世が夫婦役で主演する映画『しあわせのパン』の試写会がスペースFS汐留で行われ、原田と大泉がファンをサプライズで出迎えた。また、その後行われた舞台あいさつには、キャストの八木優希と三島有紀子監督も登壇。和やかな撮影を振り返った。
劇場をカフェにみたて、劇中でパンカフェ「マーニ」のオーナー夫婦を演じた大泉と原田がサプライズで観客をお出迎えしたこの日。作戦は大成功で、ファンはびっくり! 原田は「驚いた人って二度見するんだって思いました」とにっこり。一方、大泉も「(サプライズで)楽しい雰囲気になるのかなと思ったらドッキリになっちゃいました。『わぁっ』って感激されるよりも『わぁびっくりした!』みたいな感じで、逆にリアクションが薄い人を見るとなんだって思いますね」とひょうひょうとしたコメントで会場を沸かせていた。
また、三島監督いわく、現場スタッフも嫉妬するほど仲むつまじい名演技を見せたという二人。三島監督の思惑で二人の距離を縮めるために「使用しないカットで手と手を触れ合うシーンを撮影した」そうで、それを初めて知った大泉は「ありがとうございます。監督から言っていただくのが一番いいですからね。何も言っていただかないのにわたしの方から触るわけにはいかないですからね」とやはりひょうひょうとコメント。そんな大泉も監督から「大泉さんはご覧のとおり非常に面白い方ですが、非常に細やかで繊細なんでよすね」と明かされるとタジタジになっていた。
『しあわせのパン』は、『東京オアシス』の原田知世と『探偵はBARにいる』の大泉洋が初共演を果たし、夫婦を演じたハートウォーミングな人間ドラマ。北海道でパンカフェ「マーニ」を開いた夫婦と、そこに集まる客たちとの温かい交流を描く。(取材・文:中村好伸)
映画『しあわせのパン』は2012年1月21日より北海道先行公開の後、1月28日より全国公開