007映画に登場した華麗なボンドカーがズラッと50台勢ぞろい!アストン・マーチンDB5から小型ヘリコプターまで
1962年のシリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』から半世紀、007映画に登場したスーパー・カーやバイクなどの車両が、イギリス、ハンプシャー州にある国立モーター博物館で展示されている。
映画が作られて50年を記念して開催されたこの展覧会は、ジェームズ・ボンドの愛車として知られるアストンマーチンをはじめ、ロールスロイスやBMWなどの豪華車両が50台勢ぞろいし、これまでで最大級のボンド・カー展覧会となる。すべて007映画に登場したもので、この展覧会のために、プロダクション会社や原作者のイアン・フレミング財団、また個人所有者などから借り集められた。
目玉はやはり、1964年の第3作『007/ゴールドフィンガー』で初登場したアストン・マーチンDB5。このほかにも、黄色と黒のロールス・ロイス・ファントムIIIや、ロータス・エスプリットも展示。クラシックモデルだけでなく、ピアース・ブロスナン時代や現ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグの作品などからも、最近のアストン・マーチンやBMWなども展示されている。
さらに、車だけでなく、1983年の第13作『007/オクトパシー』に登場したミニ潜水艦や、1963年の第2作『007/ロシアより愛をこめて』に登場した船、1973年の第8作『007/死ぬのは奴らだ』のスピード・ボートや1967年の第5作『007は二度死ぬ』の小型ヘリコプターなども展示されており、見ごたえのある展覧会となっている。
展覧会「ボンド・オン・モーション」は、国立モーター博物館で1月17日から開催されている。(竹内エミコ)