「ウルトラファイト」「レッドマン」にリスペクト!ナレーションはAKB48の仲谷明香!井口昇&西村喜廣監督の着ぐるみコメディー劇場公開!
映画『電人ザボーガー』『片腕マシンガール』の井口昇監督らが手掛けた、ネット配信中の異色の着ぐるみコメディーシリーズ「はらぺこヤマガミくん」が、未配信エピソードを加えた劇場版として上映されることになった。
本作は、自然破壊でエサがなくなり、人里に降りてきた、山の神さま、ヤマガミくんとその仲間たちの奮闘を描く、1話3分のショート着ぐるみコメディー。人間が好物のヤマガミくんは、あの手この手で人間をいただこうとするが、いつも大失敗。友人の自然の神様、キノシタちゃん、カワカミくん、イソベくん、人間たちのハチャメチャ大騒ぎが描かれる。
メガホンを取ったのは、『電人ザボーガー』はじめ、世界に向けて話題作を提供し続けている井口監督と特殊造型監督であり『東京残酷警察』も手掛けた西村喜廣監督。
1970年代初頭に放映された、「ウルトラファイト」「レッドマン」などのショート特撮ドラマにリスペクトをささげており、かわいくてシュール、そして、同時にちょっぴりグロテスクな!? 世界を描いたファンタジーとなっている。堀部圭亮やAKB48卒業生の早野薫、しいなえいひなどの人間キャストも個性的。さらにナレーションをAKB48の仲谷明香が務めている。
本作のネット版は、公式サイト、YouTube、ニコニコ動画にて、全25話中の20話を配信予定で、1話の長さは3分。劇場公開にあたっては、これに未配信分の5話とエンディングを加えた、79分の映画として上映される。特に最終の3エピソードでは、一大スペクタクルが展開され、ドラマは真のエンディングを迎えるとのことで、劇場ならではのスケール感にも期待したい。(編集部・入倉功一)
映画『劇場版 はらぺこヤマガミくん』は3月3日より銀座シネパトスにて公開