ケンドーコバヤシ、キム兄に感謝!? よく間違えられることに「得をしているので、申し訳ない」
映画『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』に声優参加し「30 人斬（ぎ）りのバズーソ」を熱演したケンドーコバヤシが、作品への思いと共に、人々からよくキム兄に間違われる心境について「僕は得をしている」と甲冑（かっちゅう）姿で感謝の気持ちを語った。
ケンコバとキム兄こと木村祐一とは、坊主頭とむっちりした体形ゆえに（!?）身近でも間違われることが多く、藤原紀香の母親に「料理教えて」と言われたこともあったのだとか。だが、ケンコバ本人は嫌がるどころかこれに感謝しているといい、「僕は得をしているので、木村さんに申し訳ない。ドラマでご一緒した天海祐希さんには、お知り合いからきた『キム兄いいね』というメールを見せられました」と笑い飛ばす。
そんなケンコバが本作で声優を務めたのは「30 人斬（ぎ）りのバズーソ」の異名を持つ、冒頭で主人公ガッツと剣を交える傭兵（ようへい）だ。ケンコバ自身「Mr.やりたい放題」の異名を持ち、アフレコでもこれを遺憾なく発揮。「僕も、有料を含めれば、女性を1万人は斬（き）っている。（劇中で）ガッツに真っ二つにされるときの声は、僕とベッドを共にしたことのある女性しか聞いたことのない吐息（交じりの声）なので、ぜひ聞いてほしい」とおなじみの!? 下ネタを交えながら、本作出演の喜びを語る。
原作との出会いは大阪時代に芸人仲間でお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之の家で留守番をしていたときだとか。「極悪非道な黒犬騎士団の団長ワイアルドを見たときには、まさにケンドーコバヤシの目指すキャラがいたと思いました。宮迫さんとはお互い漫画好きで、今でも『アメトーーク！』につながっているのが運命的ですね」と語り、『アメトーーク！』で「ベルセルク大好き芸人」として暴れる日も近いかもしれない!?
本作は原作の世界観すべてを映像化する「ベルセルク・サーガプロジェクト」の第1弾。冒頭で主人公ガッツに斬（き）られるバズーソの吐息（!?）にも注目だ。（取材・文：中村好伸）
映画『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』は2月4日より全国公開