『ダークナイト』続編ではバットマンの恋愛が描かれる!?タリア役の子役がリーク!
ストーリーが一切明かされていないことが逆に話題になっている映画『ダークナイト ライジング』に出演している子役のジョーイ・キングが、同作で演じたのは若き日のタリア・アル・グールであると明かしている。タリアといえば、バットマンの恋愛相手であり、彼の子どもを出産するなど、原作コミックでも重要な位置付けがされているキャラクターだ。
My Entertainment Worldの取材に答えたジョーイは、自身の役柄がタリアであることを認めたものの、それ以外の情報については明かすことができないとコメント。かねてより本作にはタリアが登場すると報じられており、今回の発言はそれを裏付けるものとなった。
タリアの父親であるラーズ・アル・グールは、シリーズ第1作『バットマン ビギンズ』で渡辺謙が演じた悪役で、ブルース・ウェインに格闘術を指南した人物。本シリーズにおけるバットマンのキャラクター形成に大きくかかわっており、シリーズ製作当初からクリストファー・ノーラン監督には、後々タリアを登場させると構想していたという可能性もある。
また、新キャストの一人であるマリオン・コティヤールがふんする映画版オリジナルキャラクターのミランダが、成長したタリアであるのではないかと報じられていたが、マリオンはこれを否定。だが、今回の報道を受けてTotal Filmは、マリオンとジョーイの容姿が似ていることを理由に、ミランダはタリアが成長した姿であると推測している。
タリアがメインキャラクターになるということは、原作で描かれているようなバットマン=ブルースとの恋愛が本作でも中心になる可能性は高い。前作『ダークナイト』までヒロイン役は女性検事補レイチェル・ドーズだったが、本作に彼女は登場しないと思われるため、誰がヒロインになるかも含め、ストーリーの予想がまったくつかない状態。3部作の最後を締めくくる本作の全ぼうが明らかになる日が楽しみだ。(編集部・福田麗)
映画『ダークナイト ライジング』は7月28日より全国公開