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ゾーイ・デシャネル、スティーブ・マッデンとの契約違反訴訟を取り下げ

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『(500)日のサマー』のゾーイ・デシャネル
『(500)日のサマー』のゾーイ・デシャネル - Michael Tran / FilmMagic / Getty Images

 2010年12月に靴やバッグのブランドとして知られるスティーブ・マッデンを契約違反で訴えていたゾーイ・デシャネルが訴訟を取り下げたという。

 訴状によると、「ゾーイ・シューズ&アクセサリーズ」の名前で、彼女の名前とイメージをスティーブ・マッデンが販促用に使う契約話が2010年8月に持ち上がったが、交渉の末、契約金を200万ドル(約1億5,200万円)から150万ドル(約1億1,400万円)に引き下げることで合意に達したと報じられていた。

 しかし、ハリウッド・レポーターによると、マッデンが理由もなしに契約をとりやめたあと、ゾーイはデパートでマッデンが独占契約をしているキャンディーズの靴「キャンディーズ・ゾーイ・シューズ」を見つけたことで訴訟に至ったという。ゾーイは契約違反と名前を使われたことはパブリシティ権の侵害に当たると訴えたのだ。

 マッデンは棄却を求めたが、裁判官は陪審員裁判の判断に任せると言い、裁判を待つだけになっていた。しかし、ゾーイの弁護士が突然、訴訟を取り下げたため、裁判はなしに。示談が成立したかどうかは明らかではなく、なぜ訴えを取り下げたのかも弁護士側は説明していないという。(澤田理沙)

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