金城武、最新作日本公開決定!まるで金田一!?な天才捜査官役でドニー・イェンと共演
金城武が丸ぶちメガネにぼうし姿で、ひょうひょうとした天才捜査官にふんする主演最新作『捜査官X』が、4月に日本公開されることが決定した。本作にはアジアを代表するアクションスター、ドニー・イェンも出演し、金城とダブル主演を務める。
1995年公開の『恋する惑星』で脚光を浴びて以降、ドラマ「神様、もう少しだけ」や近年の『レッドクリフ』シリーズなど、アジアで大人気の金城。最新作となる『捜査官X』では、中国ののどかな山奥の村で起きた、不思議な強盗事件を捜査する、丸ぶちめがねにぼうし姿の風変わりな捜査官シュウを演じる。
ひょうひょうとした態度ながら、人体構造から武術まであらゆる分野に精通。わずかな物証も見逃さず、奇抜なイマジネーションと共に事件の全ぼうを暴いていくシュウ。山奥の村が舞台ということもあり、金城は、金田一耕助に代表されるような、和製ミステリーの名探偵たちを彷彿(ほうふつ)とさせる演技を見せるという。
本作には、事件の謎にまつわるキャラクター・リウ役でドニー・イェンも出演。数々のカンフーアクション、さらにウェズリー・スナイプス主演『ブレイド2』への出演、さらにアクション監督としても活躍するドニーが、事件の鍵を握る重要な存在として、金城の前に立ちはだかる。クライマックスでは、カンフー映画ファンが歓喜するような、荒技&神業を惜しげもなく披露するということなので、そちらも注目だ。
監督は『ウィンター・ソング』『ウォーロード/男たちの誓い』で金城と組んだピーター・チャン。リウの妻役で『ラスト、コーション』のタン・ウェイが、さらに『片腕ドラゴン』のジミー・ウォングも出演するなど、脇役も豪華だ。金城が久々に見せてくれそうなコミカルな魅力はもちろん、アクションも含めたドニーとの演技合戦に期待が高まる。(編集部・入倉功一)
映画『捜査官X』は4月21日より新宿ピカデリーほかで全国公開