チャンカワイ、俳優初挑戦にして映画イベントの洗礼を受ける「ロボジー、また1位とってまうやろー!」
27日、新宿バルト9で映画『ロボジー』大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)、濱田岳、川合正悟(チャンカワイ)、川島潤哉、矢口史靖監督が出席、一足早い豆まきを行い、本作のさらなるヒットを祈願した。
この日、約1年ぶりにロボット(ニュー潮風)の中に入ることになった汗だくの五十嵐。「実はもう一回くらい着てみたいと思っていたんだけど、でも今になったら着なきゃよかったな」と息も絶え絶えな様子でボヤきつつも、「でも1年ぶりに着られたのは、ちょっとばかりうれしいかな」とニヤリ。「(撮影中は)首が苦しくて、息が止まりそうで危なかった」と語りながら、そんな体当たりの撮影も今となってはいい思い出であることを明かしていた。
国内興行ランキングで『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』から首位を奪い、初登場1位を獲得した本作。それはまさに“ジーサン”が“イーサン”を抜き去る(!?)という記録的な快挙であったが、その後、続々と公開される他作品の脅威にさらされるというのは映画界の常。そこで今回は節分より一足早く、鬼(迫りくる他作品)払いを行い、さらなるヒットを祈願するために豆まきを行うことに。川合を鬼に見立てて、彼に本気で豆を投げつける監督と出演者たちに「痛っ! 痛っ! 映画(イベント)ってこういうことなんですね!」と俳優初挑戦にして、映画イベントの洗礼を受けつつも、川合は「また1位とってまうやろー!」と持ちネタで決めるところはしっかりと決めた。
続いて監督が「あれを抜いての初登場1位は本当に驚きましたけど、次の週に『ALWAYS 三丁目の夕日'64』に抜かれたのには驚きませんでした。でも(『ALWAYS 三丁目の夕日'64』を)作っている会社は「ROBOT」という会社なので、ある意味、ロボ仲間。うまくタッグを組んでいける」と共闘を宣言すると、五十嵐も「また1位を取り戻せるようにお願いします」と1位奪還をアピールした。(取材・文:壬生智裕)
映画『ロボジー』は全国公開中