渡辺謙、スイスで日本の技術水準の高さアピール!映画『はやぶさ』ダイジェスト上映!
26日(現地時間)、スイスにて開催中の「世界経済フォーラム(WEF)年次総会」(ダボス会議)で、ドキュメンタリー番組「津波を乗り越えて~渡辺謙が見た東北~」、映画『はやぶさ 遥かなる帰還』のダイジェスト版が上映された。
25日より同会議に出席し、3.11を経た日本が言葉の力によっていかに団結し、希望を見出しているかをスピーチ、公式単独会見などを行った渡辺謙は、映画『はやぶさ 遥かなる帰還』について、「これは日本の科学技術の粋を集めた小惑星探査機のお話です。これにより今日の日本の技術水準の高さがおわかりいただけるかと思います」とあいさつした。
自分にできることは何だろうと問いかけながらスイスの地にいたという渡辺だが、ドキュメンタリー番組「津波を乗り越えて~渡辺謙が見た東北~」、映画『はやぶさ 遥かなる帰還』のダイジェスト版の上映後には、「今まで被災地の方々とできるだけ寄り添って、彼らの心根みたいなものをできるだけほかの地域の方々、外国の方々にも知っていただきたいということが目的だったんですが、それを、ダボスでも一つ達成できたのかなという気はしています」と晴れ晴れとした表情を見せた。
『はやぶさ 遥かなる帰還』は、2010年6月、小惑星「イトカワ」から微粒子を持ち帰るという偉業を成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ」に携わった男たちの真実の物語を描いた作品。渡辺のほか、江口洋介、吉岡秀隆、夏川結衣、小澤征悦、石橋蓮司、中村ゆり、藤竜也、山崎努が出演し、映画『犯人に告ぐ』の瀧本智行監督がメガホンを取った。(編集部・島村幸恵)
映画『はやぶさ 遥かなる帰還』は2月11日より全国公開