ショーン・ペン、ハイチ共和国の無任所大臣に任命 ハイチ地震後に現地で数千人の生活支援
俳優のショーン・ペンが、2010年に起こったハイチ地震以来、彼が行ってきた人道的支援が称えられて、ハイチ共和国のミシェル・マーテリー大統領により、無任所大臣に任命された。
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西インド諸島に位置するハイチ共和国で、2010年1月12日にマグニチュード7の地震が発生、死者の数は30万人以上に及んだ。ショーン・ペンは、地震の数か月後、役員の一人としてJ/Pハイチ支援機構(J/P Haitian Relief Organization)を設立、家を失い避難所生活を送る何千人もの人々の生活を支援してきた。
ウェブサイトhuffingtonpost.comによれば、マーテリー大統領は、特別セレモニーでショーン・ペンの功績を称えながら、ペンが大臣に任命されたことについて、「唯一のマイナス面は、もう彼をファーストネームで呼べなくなってしまったことだ。これからは、大臣と呼ばなければならないからね」とジョーク交じりでコメントしている。ちなみに、無任所大臣とは、いずれの行政機関にも属さない国務大臣をいう。
ハイチ地震への支援は、レオナルド・ディカプリオ、ジョージ・クルーニー、アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピット、サンドラ・ブロック、マドンナ、レディー・ガガ、タイガー・ウッズ、キム・ヨナ、鳩山幸など、各界の人々が寄付やチャリティ活動を行っている。(鯨岡孝子)