『ブラック・スワン』の監督ダーレン・アロノフスキー、新作『ノア』にラッセル・クロウとリーアム・ニーソンを希望
映画『ブラック・スワン』の成功を受けて、監督のダーレン・アロノフスキーは自身の最も撮りたい作品という映画『ノア(原題)/ Noah』の企画を本格化させたようだ。
ダーレン・アロノフスキー監督映画『ブラック・スワン』場面写真
この制作費1億3,000万ドル(約104億円)の、聖書に登場するノアの箱舟を題材にしたストーリーには、それにふさわしいスターが必要になるが、クリスチャン・ベイルに断られ、マイケル・ファスベンダーはスケジュールの都合がつかずとキャスティングに難航していたところ、可能性のあるスターが登場した。ラッセル・クロウである。交渉はまだ発表段階ではないとDeadlineは伝えているが、最も主役に近い俳優とのことだ。
また、アロノフスキー監督はラッセル・クロウの共演者としてリーアム・ニーソンを迎えたがっており、洪水から逃れるため巨大な船を建設しようとするノアの予言と信仰を疑う敵役を演じることが考えられている。
パラマウントとニュー・エージェンシーは、2013年公開に向けて今年8月からの撮影スタートを希望している。(後藤ゆかり)