DCコミックの人気作品「ウォッチメン」の前章となるコミック作品が今年の夏から描かれることに!
アラン・ムーア原作、デイブ・ギボンズ作画によるDCコミックの人気作品「ウォッチメン」の前章となる作品が、新たに描かれることがDarkhorizons.comによって明らかになった。
これは、今年の夏から7つの新シリーズとして描かれる予定のコミック作品で、そのタイトルは「ビフォー・ウォッチメン」と決定し、80年代に人気を博した「ウォッチメン」の前章となるストーリーが展開される予定だ。
1986年~1987年まで出版された全12巻からなるオリジナルの作品は、200万部以上売り上げ、アメリカのコミックの中でも最も影響を与えた作品の一つとして評価されていた。そして、そのオリジナルに登場したキャラクターの、コメディアン、ロールシャッハ、Dr.マンハッタンらが再びコミックに登場するのは、実に25年ぶりとなる。
ただ、残念なことにオリジナルを手掛けたアラン・ムーアとデイブ・ギボンズが、今回の前章作品ではかかわることはないようだ。その代わり、多くのアーティストが携わることになっているようで、ブライアン・アザレロ、J・マイケル・ストラジンスキー、ダーウィン・クック、レン・ウエインらが、それぞれ7つのシリーズを担当することになっている。はたしてオリジナルに匹敵するほどの前章作品ができるのであろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)