『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』監督のジョー・カーナハン、『狼よさらば』のリメイク主役にラッセル・クロウを希望?
先日、映画『狼よさらば』のリメイク製作のニュースを伝えたばかりのところに、今度は主役のうわさが立ち始めた。
リメイクを監督するジョー・カーナハンがメガホンを取った映画『ザ・グレイ(原題) / The Grey』に出演したフランク・グリロがラジオのインタビューに答え、こう語ったのだ。「ジョーは(チャールズ・)ブロンソンだけでなくて二人の兄弟を主人公に据えようと考えているようだよ。あまり多くは話せないけれど、ジョーは、ラッセル・クロウが主役のポール・カージイを演じるとして、僕に彼の兄弟をやってもらいたいと言っていた」。
またフランク・グリロは、マイケル・ウィナー監督とチャールズ・ブロンソンが企画を獲得する前には、シドニー・ルメットがジャック・レモンを主役にして映画化しようとしていたと明かした。さらには、ジョー・カーナハンはリメイクを映画というよりは、ブライアン・ガーフィールドの原作の方に近付けたいと考えているとも。
映画『グラディエーター』や『ロビン・フッド』のヒーロー像が板についているラッセル・クロウだが、狂気にかられて殺人マシーンと化していく普通の男も見事に演じることだろう。(後藤ゆかり)