ジェームズ・キャメロン監督ショック…ドキュメンタリー映画のロケ中にスタッフが事故死
ジェームズ・キャメロン監督が、映画『サンクタム』でタッグを組んだプロデューサーのアンドリュー・ワイトさんと、カメラマンのマイク・デグルイさんが亡くなったヘリコプターの事故について、コメントを発表した。二人は、キャメロン監督が製作総指揮を務めるドキュメンタリー映画のロケ中だったと伝えられている。
news.com.auによると、アンドリューさんとマイクさんが亡くなったのは、現地時間2月4日。オーストラリアで映画のロケハンを行なっている最中に乗っていたヘリコプターが墜落したといい、原因については現在調査中だ。
キャメロン監督はこの悲劇に寄せて、「マイクとアンドリューはわたしにとって家族も同然でした」とコメントをハリウッド・リポーターに発表。その中では二人の映画人としての才能と共に、その人柄についても絶賛。キャメロンにとっても、そしてまた映画界にとっても、その損失が大きいものであるとうかがわせる文章となっている。
ハリウッド・リポーターによると、二人が最後に関わっていた作品では、『アバター』の3D技術をさらに進化させるつもりだったとのこと。二人が完成までスタッフとして参加できなくなったことを残念に思っているのは、キャメロン監督だけではないだろう。(編集部・福田麗)