映画『アニマル・キングダム』のベン・メンデルソーン、ナオミ・ワッツ、ロビン・ライト主演の『グランドマザーズ』に出演決定
映画『アニマル・キングダム』で主人公の兄弟の一人を演じたオーストラリア人俳優ベン・メンデルソーンのハリウッドでの道は実に険しいものになっている。サスペンス映画『キラー・エリート(原題) / Killer Elite』、ニコラス・ケイジ、ニコール・キッドマンと共演の映画『トレスパス(原題) / Trespass』ともに興行収入がはかばしくなかったのだ。
ベン・メンデルソーン出演映画『アニマル・キングダム』写真ギャラリー
その彼にやっとめぐってきたのは、ノーベル文学賞受賞者ドリス・レッシングの2003年の小説を原作に、映画『つぐない』『危険な関係』のクリストファー・ハンプトンがペンを取った映画『グランドマザーズ(原題) / Grandmothers』である。このストーリーは、幼少時代からの友人であり近所に住む二人のシングルマザー(ナオミ・ワッツとロビン・ライト)が、映画『アニマル・キングダム』のジェイムズ・フレッシュヴィルと映画『エクリプス/トワイライト・サーガ』のグザヴィエル・サミュエル演じるお互いの息子に恋をしてしまうというもので、ベン・メンデルソーンの役柄はまだわかっていないが、映画『ココ・アヴァン・シャネル』のアンヌ・フォンテーヌ監督がメガホンを取るからには、主人公二人の間を右往左往するコミカルな役が予想される。(後藤ゆかり)