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西島秀俊、主演作が続々と公開!「狙ったわけではないけれど、内容的にも不思議とつながる部分がありました」

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出演作について語った西島秀俊 - SWITCH 2012年3月号より
出演作について語った西島秀俊 - SWITCH 2012年3月号より - PHOTOGRAHY:MASASHI ASADA

 2月18日より公開される伊勢谷友介監督作品『セイジ-陸の魚-』で主演を務める西島秀俊が、本作のテーマである「救い」について、自身の思いを明かした。同時期に撮影された主演映画『CUT』と本作は重なる部分が多かったため、そのことが役づくりにも生かされているのだという。

映画『セイジ -陸の魚-』場面写真

 本作の主人公であるセイジは、見ようによっては浮世離れしている、不思議な存在感を醸し出す難しい役柄。だが、西島の演技は、伊勢谷監督が「西島さんは役に深く入り込んで現場にいてくれた。だからそこにいるだけで良かったんです」と絶賛するほどだ。

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 その見事な役づくりのポイントについて、西島は同時期に撮影されたアミール・ナデリ監督の『CUT』の影響があったことを認めている。「役としても、『CUT』は映画を救う、『セイジ』はある人を救うという話ですよね。そのために人はどれだけ自分を犠牲にできるのか、救うとはどういうことなのか。狙ったわけではないけれど、内容的にも不思議とつながる部分がありました」と語っている。

 映画通として知られる西島だけに、自身の出演作についても自然と厳しくなる。カルチャー誌「SWITCH」3月号では、そんな彼がいかに映画と向き合っているのか、そして、これから俳優としてどんなビジョンを持っているのかなどを自身の言葉で語るインタビュー記事のほか、「映画人の巧みな企画術」と題し、さまざまな映画監督のインタビューなどを掲載している。(編集部・福田麗)

雑誌『SWITCH』は2月20日発売 価格:819円(税込み)
映画『セイジ-陸の魚-』は2月18日よりテアトル新宿ほか全国順次公開

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