人気ドラマ「glee」のヒロイン、リア・ミシェル、マックG監督の『春のめざめ』に主演か?
映画『ターミネーター4』のマックG監督がブロードウェイで大ヒットしたロック・ミュージカル「春のめざめ(原題) / Spring Awakening」の映画化企画を持っており、主役にテレビドラマ「glee」で主人公の一人レイチェルを演じているリア・ミシェルを希望しているとE!オンラインのインタビューで語った。
リア・ミシェルといえば、トム・フーパー監督の『レ・ミゼラブル』の映画化キャスティングの際、エポニーヌ役に一番近い女優と言われていたが、結局役はサマンサ・バークスに落ち着いたという経緯がある。自ら2006年から2008年まで「春のめざめ」のブロードウェイ公演で主人公の少女ベンドラを演じていたミシェルにとってはこちらこそぜひ演じたい気持ちがあるだろう。
この作品はドイツの劇作家フランク・ベデキントが1981年に発表した戯曲「春のめざめ」が元になっており、19世紀のドイツの若者たちの青春を、セックスやマスターベーション、中絶、レイプ、自殺といったシリアスなテーマを織り込んで描いたものである。ブロードウェイ公演では2007年トニー賞の主要8部門を受賞している。
マックGはミシェルの出演可能性について「glee」の撮影スケジュールとの兼ね合いいかんだと話している。(後藤ゆかり)