『プロデューサーズ』のウィル・フェレル、ピンク・フラミンゴばかりを盗む泥棒のコメディーに主演
ウィル・フェレルのキャリアの中で、妻とうまくいかない役が多いのはなぜだろうか?
映画『プロデューサーズ』『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』では軽妙な演技を見せているが、映画『エブリシング・マスト・ゴー(原題) / Everything Must Go』(2010年)では離婚がもとでアルコール中毒になる男を、またウディ・アレンの2004年の映画『メリンダとメリンダ』では新しく引っ越してきた階下の住人に心を奪われる役を演じていた。
今回のスーザン・トロット原作の同名小説の映画化作品『フラミンゴ・シーフ(原題) / Flamingo Thief』では、飲料ビジネスで億万長者の男が息子を失い、妻に去られてからというもの、ピンク・フラミンゴ泥棒をすることで生きていると実感していくという役柄だ。
脚本は映画『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』(日本未公開)のマイケル・ルシュールが務める。
もっともギャラが払われすぎなスター・ランキングのトップ5に必ず入るフェレルの真価が本作によって明らかになるだろうか。彼の次回作は全編スペイン語のコメディー『カサ・デ・ミ・パドレ(原題)/ Casa de mi Padre』で全米で3月16日公開される。(後藤ゆかり)