急死したホイットニー・ヒューストンさん 入浴中に溺死の可能性 娘ボビー・クリスティーナはショックで入院
ビバリーヒルズのホテルで亡くなったホイットニー・ヒューストンさんが、発見時に入浴中だったことが明らかになり、溺死した可能性が高いと報じられている。
ホイットニーさんの遺体は早急に司法解剖が行われる予定だが、薬物使用の可能性も考えられるため毒物検査の結果が出るまでは、はっきりとした死因は発表されないだろうとロサンゼルス・タイムズ紙は言っている。グラミー賞前のパーティで歌う予定だったホイットニーさんは、亡くなる数日前からホテルで奇妙な行動を取っていたとの報道もある。ダンスホールを陽気にスキップしたり、プールサイドで逆立ちをしているところが目撃されているほか、髪の毛がびしょぬれの状態で、上下バラバラの服を着てメディアの前に出るなどし、娘ボビー・クリスティーナにリハーサル会場から連れ出される場面もあったという。
18歳のボビー・クリスティーナは母親の死を聞き、泣き崩れ、手のつけられない状態になったため午後11時に病院に搬送されたとのこと。その後、一度退院したものの、翌朝の午前10時半にまた病院に入ったという。ホイットニーとボビー・クリスティーナと家族のように付き合ってきた歌手のキム・ブレルは、周囲がボビー・クリスティーナを見守っていくとコメント。「母親が亡くなったのですから困惑するのは当たり前です。世界中の人がどれだけホイットニーを愛していたか、ボビー・クリスティーナも知っています。母親に似て大きな心を持った子です。彼女は立ち直ります。わたしたちが見守ります」とグラミー賞のレッドカーペットでコメントしている。(澤田理沙)