映画史上最多!主役訪問劇場数100館達成!映画『ロボジー』、1万8,000キロの旅、終結!!
14日、東宝本社前にあるゴジラ像前にて、映画『ロボジー』100劇場訪問記念セレモニーが行われ、映画の“主役”であるロボット「ニュー潮風」が、主役として映画史上最多となる訪問劇場数100館を達成した。
この日、ニュー潮風は、ゴジラ像前にこつぜんと姿を現し、通行人も注目する中、本作のメガホンを取った矢口史靖監督が手に持ったゴールテープを切った。北は北海道から南は九州まで、総移動距離にして日本列島3周分となる1万8,000キロの旅を達成したニュー潮風。矢口監督は「ニュー潮風だからこそ、映画史上初の100館を訪問することができた。100館すべてには一緒に行けなかったので、すみませんでした」とニュー潮風の労をねぎらった。
主演の五十嵐信次郎や吉高由里子など、キャストも参加した同全国キャラバン。吉高が参加するとやはり注目されるのは吉高で、五十嵐もすねていたというから、ニュー潮風も五十嵐と同じ思いをしていたことだろうが、全国キャラバンの主役はやはりニュー潮風。全国の劇場では、記念撮影や紙で作られたニュー潮風に、子どもたちが笑顔をはじけさせていたという。
「今日でニュー潮風のキャラバンは終わってしまうので、ちょっと寂しいです。次に(ニュー潮風が)動く時は来るのでしょうか? パート2があれば、再起動すると思います。ぜひ再起動したいです」と次回作への意欲も見せた矢口監督は、バレンタインデーということもあり、ニュー潮風にチョコをおすそわけ。ニュー潮風は、矢口監督の歌う「おてもやん」に合わせ劇中でも披露している踊りを披露するなど、100劇場訪問記念セレモニーは、和気あいあいとした雰囲気で執り行われた。
『ロボジー』は、弱小電器メーカーに勤める三人組が、ロボット作りに失敗したため、ロボットの中におじいさんを入れて応急処置をし、ロボット展に出品したことから巻き起こるドタバタコメディー。映画は、週末興行成績ランキング1位で好スタートを切り、2月13日時点で興行収入10億円を見事突破する好成績を記録している。「これからも、お客さんが来てくれる限り、上映してください」。矢口監督の思いを乗せた映画は、まだまだ公開中だ。(編集部・島村幸恵)
映画『ロボジー』は全国公開中