ポーラ・アブドゥルを審査員からクビにしたサイモン・コーウェル　マライア・キャリーにラブコール

　ポーラ・アブドゥルをオーディション・リアリティ番組「ザ・Xファクター（原題） / The X Factor」の審査員から外したサイモン・コーウェルが、マライア・キャリーを審査員にほしがっているらしい。

　ポーラは第2シーズンを前に突然クビになってしまったが、自分の意思ではなかったとサイモンは説明。「できればポーラには残ってほしかったし、彼女にもそう告げたよ。これはビジネスで、個人的な好き嫌いでの解雇じゃないことは彼女も理解してくれた」と語った。番組側はポーラだけでなく、審査員のニコール・シャージンガーと司会のスティーヴ・ジョーンズもクビにし、残ったのはレコード会社会長L.A.リードのみ。

　審査員枠を埋めるため、ビヨンセに1億ドル（約76億円）がオファーされたとのウワサも出たが、サイモンはこれを否定している。「どこから出た話かわからないが、くだらない限りだ」とコメントした。サイモンとしてはマライア・キャリーがほしいらしいが、夫ニック・キャノンの体調がすぐれない上に、生後9か月の双子がいては無理だろうと語る。「僕はマライアが大好きだ。でも、二人の子どもを産んだばかりで、自分のレコーディングもあるとなると、番組が求めるだけの仕事はこなせないだろう」とのこと。マドンナも審査員としては最適だが、ギャラが高く、ケイティ・ペリーを呼べれば楽しそうだが、短気なのが難だと思っているようだ。（BANG Media International）