ウィル・スミス主演『アイ・アム・レジェンド』の続編にゴーサイン
ワーナー・ブラザーズ映画はウィル・スミス主演で世界興行収入5億8500万ドル(約468億円)を稼ぎ出した2007年作品『アイ・アム・レジェント』続編製作に乗り出した。
今回脚本を担当するのは、前作のマーク・プロトセヴィッチ、アキヴァ・ゴールズマンコンビではなく、『ザ・エクスパトリエイト(原題)/ The Expatriate』の新鋭アラシュ・アメルだ。
この企画は戻ること2008年に『アイ・アム・レジェンド2(原題)/ I Am Legend 2』が前作の前章として作られるとされていたが、今回のニュースでは前章を描くものではないとされている。また企画はウィル・スミスが同じ役柄の科学者ロバート・ネビルを演じるためのものという。
前作の『アイ・アム・レジェンド』は、 2012年、全世界を覆った厄病により人類が死滅してしまった地球でたった1人、生き残った有能な科学者ロバート・ネビルが究極の孤独と異形の者となったヴァンパイアたちと闘いながら愛犬サムとともに、ほかの生存者の存在を信じて無線で交信を続け、人類再生の道を探るというストーリーで、そのラストシーンでは、やっと見つけた血液抗体をもう2人の生存者たちに託し、ヴァンパイアと相討ちになる・・・というものだった。今回はそのロバート・ネビルをどのように生き返らせようとしているのだろうか。
ウィル・スミスは脚本が出来上がるまで出演交渉を保留としており、またオリジナル作の監督、『コンスタンティン』のフランシス・ローレンスが続投するのかも、現時点ではわかっていない。(後藤ゆかり)