AKB48篠田の運の強さも助けに!? ハリウッド映画日本語吹き替え初挑戦『TIME』が初登場首位!!
映画週末興行成績
今週は、ジャスティン・ティンバーレイク主演のアクション・サスペンス『TIME/タイム』が10代から30代の若い層を中心に集客し、初登場首位を獲得、全国427スクリーンの金曜公開で、土日成績は動員20万3,049人、興収2億7,713万350円を記録した。
金曜から3日間の成績では、動員26万1,161人、興収3億5,101万9,550円となった本作。AKB48の篠田麻里子がハリウッド映画の日本語吹き替えに初挑戦、総額およそ3億5,000万円のジュエリーに身を包んでジャパンプレミアに登場したことで話題となったが、公開から3日間の成績も約3億5,000万円と、切りのいい数字。昨年のじゃんけん大会でセンターを勝ち取った篠田の運の良さにあやかる形ともなり、幸先のいいスタートといえるだろう。
『ドラゴン・タトゥーの女』は先週の首位から2位へとワンランクダウン。公開5週目を迎える『ALWAYS 三丁目の夕日'64』も3位にダウンするも、初日から30日間の累計動員が220万9,332人、累計興収が28億229万7,800円となり、動員200万人、興収25億円を突破している。
4位にはトム・ハンクスとサンドラ・ブロック共演の『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』が初登場。全国309スクリーンで公開され、土日成績は動員7万3,798人、興収9,481万2,500円となった。公開4週目を迎えた『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』は5位。累計動員が105万4,284人、累計興収が12億8,369万2,100円で、累計動員100万人を突破した。6位の『はやぶさ 遥かなる帰還』、7位の『逆転裁判』、8位の『日本列島 いきものたちの物語』、9位の『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』はそれぞれ2ランクずつダウンした。
松田翔太主演の『アフロ田中』は10位に初登場。全国72スクリーンで公開され、土日成績は動員2万4,324人、興収3,330万3,300円を記録した。公開6週目の『ロボジー』は3ランクダウンで11位。惜しくも圏外に落ちてしまった。
今週末は、『アンダーワールド 覚醒』『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』『ヤング≒アダルト』『顔のないスパイ』『ゾンビアス』『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』『英雄の証明』『恋人たちのパレード』などが公開予定となっている。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)