高島彩「めざましテレビ」を卒業してまずしたことは「北の国から」を観た!?
27日(日本時間、現地時間26日)に開催予定の「第84回アカデミー賞授賞式」のWOWOW生中継番組の案内役に決定した高島彩が、番組に対する意気込みを語った。
1月24日に発表されたアカデミー賞のノミネート作品を見た高島は「主演女優賞のメリル・ストリープに注目したいですね。昔観たメリル・ストリープ主演の映画『ソフィーの選択』が、胸の奥にズシッと重さが残る感覚で、忘れられない映画なんです」と目を輝かせた。
これから授賞式当日まで、ノミネート作品の試写を観る日々が続くことになるというが、「『めざましテレビ』を担当しているときは、映画をじっくり観に行く時間がなかったんです。レイトショーには行けないし、DVDを借りてもすぐに寝てしまう。でも『めざましテレビ』を卒業してから、この間は、初めてドラマの『北の国から』を全巻観ることができた。そういう時間が楽しいし、映画やドラマの世界に浸ってゆっくり見る喜びを今さら味わっているところです。去年の10月以降は、プライベートなことも忙しくて、時間がありませんでしたが、これからはゆっくりと映画を楽しみたい」と映画漬けの生活にワクワクが止まらない様子だ。
常々、「出すぎず、引きすぎず」がポリシーだと公言している高島。テレビ番組「アメトーーク!」の「芸人ドラフト会議」においても、タレントの魅力を引き出す番組進行役として「将棋なら飛車」と評されるなど、その力量には定評があるが、「そう言っていただけるのは素直にうれしいです。全体を見渡せる人になりたいなという思いがあって、高島を置いておけば安心という存在になりたいんですよ。わたしが自由な空間を作って、それによって(本番組のパートナーのジョン・)カビラさんがさらに生き生きとされたら最高ですね」と意気込みを語った。(取材・文:壬生智裕)
「第84回アカデミー賞授賞式」は2月27日午前9時00分よりWOWOWにて生中継(同時通訳版、字幕版は同日夜9時より放送予定)