クリストファー・プラマー、82歳でオスカー初受賞!史上最高齢受賞に会場はスタンディングオベーション!
第84回アカデミー賞
第84回アカデミー賞授賞式が現地時間26日に行われ、『人生はビギナーズ』のクリストファー・プラマーが助演男優賞を受賞し、82歳という俳優部門では史上最高齢でのアカデミー賞受賞となった。結果が発表された瞬間はブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリーをはじめ、会場中の人々がスタンディング・オベーション。ステージに上がったクリストファーも涙をこらえるようにしばらくの間、佇んでいた。
今年の賞レースをほぼ独占し、アカデミー賞でも最有力候補とみられていた82歳のクリストファーは今年84年目となるアカデミー賞で受賞したことについて、オスカー像に向かって「あなたはわたしよりも2歳年上でしかないのに、何で今まで……」とジョーク。「生まれてからずっと、スピーチの内容を考えていた」と語ると、同作で共演したユアン・マクレガーに言及する際にも「彼と共有したい。でも、独り占めだよ」と終始ユーモアを忘れなかった。
今年の同賞には同じく82歳のマックス・フォン・シドーが『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』でノミネートされており、どちらが史上最高齢受賞となるか注目を集めていた。受賞が発表された瞬間には、会場を埋め尽くした観客がスタンディングオベーション。1964年の『サウンド・オブ・ミュージック』でフォン・トラップ大佐を演じるなど、50年に及ぶそのキャリアがついに報われたことを会場中が喜んでいた。(編集部・福田麗)
第84回アカデミー賞授賞式はWOWOWにて生放送
よる9:00よりリピート放送