藤原竜也、中学生139名の前にサプライズで登場!「どこにチャンスがあるかわからない。人との出会いを大切にしてがんばってください」
28日、3D宇宙体感映画『おかえり、はやぶさ』の公開を記念して、千代田区立神田一橋中学校にて宇宙をテーマとした文部科学省共催の特別授業が行われ、主演の藤原竜也がサプライズ参加し、中学生139名を驚かせた。
サプライズゲストとして藤原の名前がコールされると、学生たちからどよめきが上がった。藤原は、教室後方から学生たちの席を横断するように壇上へ上がると、生徒たちの視線をさすがにまぶしく感じたのか少し恥ずかしそうな表情を見せた。
壇上で「若いパワーに圧倒されて元気をもらえます」と話した藤原。場所を体育館に移すと、生徒たちと共にアルコールロケットの発射実験を行い笑顔を見せ、生徒たちとにぎやかに写真撮影も行った。
この日、藤原は生徒たちと同じ自身の中学3年生のころを振り返り、「僕は本当にサッカーしかしてこなかった。勉強は苦手で全くしなかった。学校には給食を食べに行くみたいなものだった。よく先生に怒られもしました。それがあるとき、ふと演劇の世界に拾われて、何もわからなかったのにいつのまにか演劇の世界に道が開けた。皆さんもチャンスがどこにどうあるかわからない。人との出会いを大切にしてがんばってください」と語り掛けた。
『おかえり、はやぶさ』は、藤原演じるイオンエンジン担当としてプロジェクトに携わる大橋健人を主人公に、「はやぶさ」の偉業を子どもたちにもわかりやすいタッチで描いた作品。藤原は「昔から地球外生命体などにも非常に興味を持っていたんです。存在を今でも信じています。宇宙の話なら一晩それだけで盛り上がれるくらい」と本作への出演が決まる前から、宇宙好きであったことも告白していた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『おかえり、はやぶさ』は3月10日より全国3D、2D同時公開