AKB48・秋元才加がオードリー・ヘプバーンに!舞台「ローマの休日」に出演決定!
AKB48の秋元才加が、舞台「ローマの休日」で、オードリー・ヘプバーンさんが演じたアン王女に挑戦することが明らかになった。これまでにも音楽劇をはじめとする舞台作品に出演してきた秋元が、どのように映画史上に輝くヒロインを演じるのかは誰しも気になるところだろう。
舞台「ローマの休日」は、2010年に日本で初演されたストレートプレイで、出演者はわずか3人という大胆な脚色、それでいながら映画の雰囲気を損なわない演出が話題になった。初演時は宝塚歌劇団の元トップスターの朝海ひかるがヒロイン・アン王女を熱演したが、再演となる今回の舞台では秋元と文学座の荘田由紀のWキャストとなる。
映画版でグレゴリー・ペックが演じた新聞記者ジョー・ブラッドレーは吉田栄作、エディ・アルバートが演じたカメラマン・アーヴィングは小倉久寛という前回のキャスト陣も引き続き出演。ベスパを乗り回すシーンや最後の謁見(えっけん)の間のシーンなど、映画を観た人に忘れ難い印象を残している場面を忠実に舞台化しているところも見逃せないだろう。
映画版のストーリーを踏まえつつも、赤狩りの犠牲になり、『ローマの休日』には別名義でクレジットされている映画版の脚本家ダルトン・トランボさんのエピソードが、劇中の主人公ジョーの境遇に重ね合わされており、そういった舞台版ならではの趣向も楽しめる作品に仕上がっている。
AKB48・チームKキャプテンとして、歌やダンスはもちろんのこと、最近では『ウルトラマンサーガ』に“チームU”メンバーの一人として出演するなど、着々と演技力に磨きを掛けている秋元。女性ならば誰しも一度はあこがれる永遠の妖精・オードリーさんが演じた役ということでハードルは高くなるが、若さあふれるフレッシュな演技を期待したいところだ。(編集部・福田麗)
舞台「ローマの休日」は5月12日、13日にシアター・ドラマシティ(大阪)、同23日~27日に天王洲 銀河劇場(東京)にて上演