藤原竜也のエールに会場中が感動!宇宙飛行士を目指したい前田旺志郎に「いけるよ」
4日、映画『おかえり、はやぶさ』の3D親子試写会が丸の内ピカデリーで行われ、主演の藤原竜也のほか杏、前田旺志郎、田中直樹、カンニング竹山、そして本木克英監督が子ども時代になりたかった夢をそれぞれ披露。その中で前田が、本作を通じて宇宙飛行士になりたくなったことを明かすと、藤原が「いけるよ」と力強くエールを送る場面があった。
この日、JAXAの公式ブルースーツで登場した一同。その着心地について、藤原が「旺志郎とペアっていうのが嫌だな」とコメントすると、前田は「ええやん、別に」と物おじせずツッコミ。仲の良さがうかがえる掛け合いを披露して会場を盛り上げた。
そして、藤原に「さすがの着こなしで別格」と言わしめるほど、ブルースーツをファッショナブルに着こなしていた杏の隣で、なぜか一人だけ作業着姿の竹山は「僕は重要な役なのに、その辺のワークマン的なところで買ってきた微妙に上下が違う作業着」と力なくキレてみせる。それでも「一番似合っているのは僕。完全に似合っていますから」と説得力のあるコメントで会場中を納得させていた。
続いて親子試写会というこの日のイベントにちなんで、登壇者たちは子ども時代の夢を「西武ライオンズか浦和レッズの選手(藤原)」「マンガ家かイラストレーターか美術の先生(杏)」「働き者(田中)」「故・ばってん荒川さんの付き人(竹山)」「マンガ家(本木監督)」とそれぞれ披露。
中でも会場をほのぼのとさせたのが、これから大人になる現在11歳の前田で「こないだまで中古車屋さんになりたかったが、この映画を撮ってびっくりするくらい宇宙に詳しくなれた。このまま宇宙飛行士いけるんちゃうかって思っています」と無邪気にコメントすると、藤原が「いけるよ」とエール。会場には同様に、映画を観て宇宙飛行士になりたくなったという子どももおり、本作が多くの人に勇気や希望を与えたことがうかがえた。
映画『おかえり、はやぶさ』は、度重なるトラブルに見舞われながらも、小惑星イトカワからサンプル採取という快挙を達成し、60億キロ・約7年に及ぶ宇宙の旅から帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦を、JAXAのエンジニアの視点を通じて全編3Dカメラで撮影された最新映像でつづる感動作。(肥沼和之)
映画『おかえり、はやぶさ』は3月10日より全国3D、2D同時公開