「デスパレートな妻たち」降板訴訟!イーディは不当に殺された!ニコレット・シェリダンが法廷で号泣
テレビドラマ「デスパレートな妻たち」のニコレット・シェリダンが、不当解雇と暴力でクリエイターのマーク・チェリーを相手に訴訟を起こした件の裁判が始まった。
第5シーズンに入ってからマークの書いた脚本に対しニコレットが意見を述べたところ、マークは彼女の頭と顔を平手打ちしたとのこと。この事件のあと、マークはニコレットのトレーラーを訪れて平謝りしたらしいが、ニコレットはABC局にこの事件を報告。その後、マークの態度はひどくなるばかりで、キャストに対し虐待的で暴力的な態度を取り、敵対的な職場環境を作っていたとニコレットは訴えを起こした。
「シェリダンさんは、テレビ局側を相手に誰も訴訟を起こさないハリウッドで、一人立ち向かっているのです」と冒頭陳述でニコレットの弁護士が述べたところ、原告席に座っていた彼女は号泣し始めてしまったという。
被告側はニコレットを解雇した理由は、彼女が演じたイーディ・ブリットのキャラクターにまつわるストーリーはもう無くなってしまったからだと主張。ウィステリア通りで寝る相手も尽きたため、イーディには死んでもらうしかなかったと説明した。
しかし、原告側は7シーズンのうち、これまで47人の脇役が消されたが、メイン・キャラクターはニコレット演じるイーディ以外は消されていないと反論。「これは報復による不当解雇です」と弁護士は述べている。
今後も訴訟は続くが、自分が5シーズンにわたって演じたキャラクターが殺されてしまったことが不当解雇に当たることを証明するのは難しいだろう。マークからの暴力については、今後の裁判で詳細が争われていくものと思われる。(澤田理沙)