芦田愛菜の熱い視線に松田翔太「恋しちゃいますね」も年の差婚は止められる!?
3日、映画『ライアーゲーム -再生-』の初日舞台あいさつがTOHOシネマズ スカラ座で行われ、松田翔太、多部未華子らとともに人気子役の芦田愛菜が出席。「生まれ変わったら(松田演じる)秋山深一になりたい」という芦田の視線に「恋しちゃいますね」と松田が答え見つめ合うシーンに場内は沸いた。同舞台あいさつには、高橋ジョージ、濱田マリ、要潤、新井浩文、野波麻帆、池田鉄洋、鈴木浩介、船越英一郎、そして松山博昭監督も登壇した。
「一回だけじゃなく、二回、三回観ても楽しめる作品」とキャスト陣が口をそろえて答える本作。一筋縄ではいかない登場人物たちが人の心の隙をつき、時にはだまし、時には助け合うストーリーに引き込まれる。
そんな登場人物の中、芦田は「生まれ変わるなら、かっこよくて頭の回転が速い、秋山深一になりたいです」と松田をじっと見つめると「恋しちゃいますよね」と照れながら見つめ返す。すると、隣の高橋が「ダメだよ! 年の差、年の差」とツッコミを入れるが、逆に松田から指をさされ、自身の(三船美佳との24歳差の)年の差婚を指摘され、場内は爆笑に包まれた。
その後も、要や船越の現場での“壊れっぷり”や、多部が高橋の初恋の人にそっくりだという唐突なトークに驚いたエピソードなど、撮影秘話が語られるたびに、会場からは大きな拍手が巻き起こった。
最後に「(このシリーズは)いろんな挑戦をしてきました。今日のお客さんの反応を見ていると、それが受け入れられたんだなと感じられてうれしい」と感無量な表情を浮かべた松田。その表情が印象的な舞台あいさつだった。
本作は、甲斐谷忍の人気コミックをテレビドラマ化した「ライアーゲーム」の劇場公開版第2弾。前作から、主演の松田翔太以外のキャストをほぼ一新し、原作でも傑作と名高い「イス取りゲーム」のエピソードを映像化。スリリングかつ味わい深い人間ドラマに仕上がっている。(磯部正和)
映画『ライアーゲーム -再生-』は全国東宝系にて公開中