ブラッド・ピット、同性愛者たちの平等な結婚を訴える朗読劇に出演決定!
映画『ミルク』でアカデミー賞脚本賞を受賞したダスティン・ランス・ブラックが戯曲を手がける、同性同士の結婚を禁止するカリフォルニア州憲法の改正を巡る裁判を題材にした朗読劇「8」に、ブラッド・ピットが出演することになった。
すでに出演が決定しているジョージ・クルーニー、マーティン・シーンらに加え、ピットが出演することになったのは、3月3日にロサンゼルスのウィルシャー・エベル・シアターで行われるプレミア公演で、豪華スターを迎えての一夜限りの記念上演の模様は、You Tubeにてストリーム上演されることになっている。
「8」は、昨年9月に、モーガン・フリーマン、ロブ・ライナー、マリサ・トメイなどを迎え、一夜限りという謳い文句でニューヨークで上演された。しかし、反響の大きさから、アメリカ各都市での公演スケジュールが組まれ、カリフォルニア州憲法改正案をめぐりバトルが繰り広げられた当州での上演がハイライトとして実現することになった。
「8」というタイトルは、改正案が「提案8号」と呼ばれたところから来ている。
ピットが演じるのは、改正案は米国憲法に反していると、同性婚を認める判決を下したヴォン・ウォーカー裁判官の役で、後にウォーカー自身がゲイであることが発覚、同性婚反対派から難色を示された人物である。(鯨岡孝子)